「5Gの基地局に信号機を利用でコスト削減」と「今さら聞けない5Gのいろいろ」

「5Gの基地局に信号機を利用でコスト削減」と「今さら聞けない5Gのいろいろ」

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5Gの基地局に信号機を利用でコスト削減

6月中旬にも閣議決定する5G(第5世代 移動通信システム)の基地局に信号機20万基を開放、基地局設置に伴うコストを削減するこで5Gの普及を促進するとのことで簡単に紹介します。
さらに、今さら聞けない5Gのいろいろも紹介します。

日経新聞電子版(2019/06/03)で『5G基地局に信号機開放 全国20万基、23年度に』という記事が流れていたので、簡単に紹介したいと思います。

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Saki

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質問者

いま世界中が注目している5Gの話ですね!

信号機のポールを開放する意味

Saki

記事では信号機という表現されていますが、正確には信号機を設置しているポールです。

5Gは高速通信できますが、通信距離は短く半径100m程度だと言われています。
信号機は150m以上の間隔で設置することが望ましいとされています。
つまり、信号機毎に基地局を設置するとちょうど良い通信距離を確保できます。

また、信号機の傍には必ず電柱(電線)もしくは地中電線が走っていて、光ファイバーなどの通信ケーブルも隣接しています。
まさにこれは、基地局のための電源とネットワークに接続するための通信ケーブルも確保しやすい環境なのです。

一石二鳥。いや、三鳥というわけです。

4G以下の基地局を設置する場合、5Gよりは通信距離が長いので基地局の間隔は長くできますが、土地や建物などの使用費などがかかります。新規の設置となると、さらに費用がかかります。

つまりキャリア側の施設の設置費用等に通信費に跳ね返ってくるのです。
しかも5Gでは同じ面積あたりの基地局設置数が多くなるので、余計に費用がかさむのです。

今回閣議決定されるであろう基地局への信号機20万基の開放は、キャリア側にとっても利用者側にとっても良い決定となると思います。

ちなみに、IoTへの活用や自治体などへの自動運転の実現災害時の情報伝達などに利用することができるらしいです。

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質問者

なるほどです。
基地局にかかる費用って、利用料金に跳ね返ってくるので助かりますね!

私はスマフォなど携帯端末を持っていないので、関係ないですが。

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Saki

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質問者

えぇー!
本当ですかー。

ところでIoTってなんですか?

IoTは Internet of Things の略称です。
物のインターネットで、身近なものだと家電ネットなどがありますよね。
ある物のセンサーなどの情報がネットにつながり、何かのデータをやり取りし、それ自体がネットの一部のようになっているものです。
割と昔からやっていましたが、1999年頃からIoTと使われるようになった分類用語ですね。

さらに、これが人になると、IoH (Internet od Human) と呼ばれます。

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Saki

今さら聞けない5Gの利点

Saki

5Gの謳い文句としては、
超低遅延」10msec→1msec
同時接続数の大幅アップ」10万デバイス/km2→100万デバイス/km2
高速通信」通信速度:1Gbps→20Gbps
などが仕様上の目標スペックです。

あくまでも目標値であって、その性能が遺憾なく発揮される保証は何一つありません。

5Gの”G”ってギガのことじゃなくてジェネレーションの”G”ですからね。

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Saki

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質問者

笑われないように、忘れないようにします!

今さら聞けない5Gの欠点

5Gになると4Gなどと比べると使用する周波数が高くなります。
周波数が高くなると、電波の特性上c直進性が増します。

例えば、
低い週数を使う短波ラジオは、山を超えたり、水平線の遥か向こうに届けることができます。
より高い周波数のFMラジオは、山越えすら十分な受信感度を得にくくなったりします。
さらに高い周波数のデジタルテレビ放送はビルの影や山越えはほぼ不可能です。
もっと高いマイクロ波になると、降雨量が多くなるだけでも電波が届きにくくなるのです。

4G以下の携帯電話でも同じように、集中豪雨の中では雨が障害物となり、基地局に接続できないことはありますよね。

5Gだと、より高い周波数になりますので、同じように省物の影響を受けやすくなります。
さらに高速データ通信しますので、ノイズの影響もより受けやすくなります。
その結果、妥当な距離として100mぐらいが通常的な運用が可能な距離となります。

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質問者

実際に5Gが始まったら、気にしてみたいと思います。

光接続サービスはなくなるのか?!

20Gbpsって現行の光接続サービスより早いですよね!
これだと家庭などでの光接続サービスがいらなくなるのでは?

結論からすると、光接続サービスと5Gは全く別物だと認識してください。

  1. まず早くなると言っても、接続先がその速度に絶えられないといけません。
    相手があってのネット接続です。
  2. 20Gbpsといっても、ネットへの接続速度ではありません。
    携帯電話ならではの各種付加情報を付けて基地局とやり取りします。
    つまり、実行速度はもっと低くなります。
    しかも、好条件での20Gbpsですし。
  3. 安定したデータ転送速度が必要なサービスなどでは携帯端末は向いていない。というより、使えないです。
    一般的な利用の場合には関係ないと思いますが。
    ですので、家庭向け5G接続のサービスは普及するかもしれませんね。
  4. 3に近いのですが、通信が不安定になる要素が高すぎることです。
    周辺ノイズは、電波法に則っていない電化製品(以外に多い)などを近隣の部屋など周辺で使われる場合があります。
  5. 最大の理由は、モバイルネットワークはネットワーク構想の中の補完的なネットワークでしかないことです。
    ネットーワークの基本は安定的な接続速度が基本ですから。

というような理由から光接続サービスがなくなることはないでしょう。

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質問者

言われてみれば確かにそうですね。
不安定な接続で、ホームワークなんかして、何かあったら洒落にならなですし。

そうですね。
最近ではホームワーカーを推奨している企業も多いですので、仕事でデータ通信なら安定的な通信環境は必須になるでしょう。

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Saki

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