Galaxy Fold の欠陥問題は機構的な問題から始まっている!?

Galaxy Fold の欠陥問題は機構的な問題から始まっている!?

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Galaxy Fold の欠陥問題は機構的な問題から始まっている!?

Galaxy Foldが抱える欠陥問題とは何か?を機構的に説明したいと思います。
Galaxy Fold(サムスン)が7月発売も無理ではないかという情報も流れ始めています。
正式な発表スケジュールが今でも設定されていないことが理由です。
そこでGalaxy Fold の欠陥問題の原因を推測してみました。
発売時期が正式発表されない理由も垣間見れます。

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質問者

『Galaxy Fold、7月発売も無理?「4月から何の進展もなかった」との噂』というニュースが流れていますね!

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質問者

それほど難しいことなのですか?

難しいです!
では順をおって、現象から説明していきます。

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Saki

Galaxy Fold で問題となっている現象

以下のいずれも、発売前のレビュー用のGalaxy Foldで起きた現象です。

『The Galaxy Fold’s problems go deeper than the not-a-screen-protector』という記事を見て頂きたいです。

トップ画像は、メインディスプレイが有機発光ダイオード – OLED(Organic Light Emitting Diode)が拉げた画像です。
さらに2枚めの画像は、スクリーンに貼られていた透明シートが剥がれた画像です。

サムスン側の説明ですが、
拉げた問題については「メインディスプレイに関するいくつかの報告を受けました。私たちは問題の原因を突き止めるために、これらのユニットを徹底的に調べます。」
次のシートの問題については「シートはディスプレイ自体の一部である」
ということらしいです。

また、コチラの『各所で悪評の嵐のGalaxy Fold。壊れてないときの幻の姿をレビュー』という記事では、ある程度現象がまとめられていています。

・折れ目がつく、
・画面に線が入る、
・画面がチカチカ瞬く症状、
・折れ曲がる画面の上下とヒンジの間にちょっとやばい感じの透き間があり、ゴミやホコリが入りやすい
・左右でスクロールが微妙にずれる
などというGalaxy Foldの現象などが書かれています。
ただ、この記事の筆者のGalaxy Foldでは大きな問題が無く使えているとのことです。

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質問者

ちょっと洒落になっていない現象がありますね!

Galaxy Foldを製品と呼ぶにはアレですね!

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Saki

Galaxy Foldのスキマ

次にGalaxy Folfのスキマについてクローズアップしたいと思います。
なお、この画像は見やすくなるためにガンマ値を補正します。

Galaxy Folfのスキマ

これは Galaxy Fold の問題となっているスキマをズームアップした画像です。

少し分かりやすく色付けしたものがコチラです。

Galaxy Folfのスキマ 2

確かにGalaxy Foldのケース間のスキマが大きいです。
このスキマは数ミリにもなりますので、容易に異物が入ります。
お菓子を食べながらスマフォ(Galxy Fold)を操作していて、スキマに食べかすが侵入したら取るのが大変です。
しかもその状態で、タッチしながらスライドして、凹みが付くことも十分にあります。
おそらく、その凹みは二度と戻ることはありません。

さらに金属の小さな破片や金属粉などが混入することも十分にありえます。

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質問者

確かにスクリーンにポチッと凹みついたら、シャレにもありませんね!

高額商品ですから、余計に気にするところですね。
防水機能がないとは言え、すべての人が綺麗な環境下で操作するわけではないですので、スキマはナシにして欲しいですね。

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Saki

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質問者

でも、どうしてスキマが必要なのですか?

良い質問です!

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Saki

Galaxy Foldにスキマが必要な理由、サムスンが解決できない理由

スキマが必要な理由を述べる前にこの画像を見て欲しい。

Galaxy Fold 閉じた状態

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質問者

あれ?
完全にピッタリ閉じないのですね!

完全にピッタリ閉じれない理由があるからなのです!

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Saki

言葉として「折りたためるスマフォ」と明言して発売しようとしましたが、実際は折り畳めず、「曲げて閉じるスマフォ」という表現のほうが的確でしょう。

Galaxy FoldはOLED(有機発光ダイオード)という表示デバイスを使っていますが、これは「小さく曲げることはできても、折ることができません」。

OLEDはいくつかの層で構成されたシート状のもので、ポリイミドなどの特殊な素材の上に形成されます。
これにより、曲げることができるように出来ています。

最小曲げ半径はおおよそ4mmです。

つまり、特殊なヒンジを使って、GalaxyFoldを閉じた時に最小曲げ半径以下に曲がらないよう工夫しているわけです。
結果的に不格好な閉じ方になってしまったわけです。

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質問者

これは分かりやすい解説です。

Galaxy Foldの拉げたスクリーンにも最小曲げ半径が関係している可能性が!

次に一番大きな問題である拉げたスクリーンについて解説します。

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Saki

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質問者

そもそも、拉げる理由ってないですよね?

普通ならそう考えますよね。
でも、機構学を学んだ人なら、予測は付きやすいと思います。

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Saki

先ほどのこの画像のOLEDの部分をよくみてください。

Galaxy Folfのスキマ

OLEDが引っ張られていることが分りますよね。
これはOLEDを押さえているカバーから、OLEDが外れる可能性を示唆しています。

もし、押さえつけているカバーからズレるとどうなりますか?
開いた時にOLEDがケースの内側また、外側に凹または凸することになります。
また、保護シートからOLEDが剥がれることすらあるでしょう。

さらにズレた状態で何度か開閉を繰り返すと目も当てられない結果となるのです。

My Samsung Galaxy Fold screen broke after just a day - The Verge
My Samsung Galaxy Fold screen broke after just a day – The Verge より
The Galaxy Fold’s problems go deeper than the not-a-screen-protector - Trusted Reviews
The Galaxy Fold’s problems go deeper than the not-a-screen-protector – Trusted Reviews より

このようなことから、Galaxy Fold のヒンジ機構によるOLEDシート部分の長さが常に一定でなく変化していると考えられます。

ちなみに、Galaxy Fold の画像から180°開いた時にどれくらい引っ張られるのかと推測すると、

Galaxy Fold のOLEDが左右に引っ張られている!

おおよそ1mm近く引っ張られていると思われます。
これは、サンプル画像がOLEDがズレていないと仮定した時に、スマフォのケースの形状上、スマフォのケース背面の出っ張り部がぶつかる状態が最大(180°)と仮定したと想定しています。

この引張りにOLEDまたは押させているカバーがどれくらい絶えられるかによって違ってくるでしょう。組み立てなどの精度にもよるでしょう。

おそらく、白い縦線が入るという現象やOLED表面のシートの剥がれも引張りによるものと思われます。
Galaxy Fold のOLEDに関する問題の大半に説明がつきます。

このように、機構的な欠点が大きな問題となっていると思います。

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質問者

確かに、開閉のたびに引っ張られているとOLEDも壊れる可能性がありますね。

実機がないので推測でしかありません。
壊しても良い実機を誰か頂けないでしょうかねぇ〜(笑)

しかし、これらの機構的な欠点にサムスンが気づいたのであれば、Galaxy Fold の筐体の再設計や金型の製作からスタートしますから、時間もかかります。
金型が海外に依頼しているのであれば、発売の時期の発表もなかなか出来ないでしょう!

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Saki

最後に、最近まで Galaxy Fold を大きく宣伝していたサムスンのギャラクシーモバイル・ジャパンの Galaxy Fold のページへのリンクを貼っておきます。

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