数年遅い! Google の米政権に対する警告

数年遅い! Google の米政権に対する警告

この記事は2 分 45.2 秒で読めます。

数年遅い! Google の米政権に対する警告

匿名の情報として、Googleの上級幹部陣らが米政権に、今回の措置により中国はAndroidよりセキュリティの甘い独自OSを使う可能性があり、米国の国家安全保障が危険につながるのではと憂慮していると、CNET Japan が報じました。
しかし、これはEARのブラックリストに載る数年前からあった可能性で、このような警告は遅いですし、的外れでしょう。

avatar

質問者

CNET JapanにGoogleが米政権に警告したような記事があったのですが、何がなんだか分からなくなってきました。

そうですね!
記事を読むと訳が分からなくなりますよね。
では、簡単に解説しますね!

avatar

Saki

CNET Japan ニュースを要約すると

Saki

1.EARのブラックリストに載ったことにより、Androidなどの供給ができなくなった。
2.中国は独自のOSまたはAOSP(Android Open Source Project)の改変版を作成するのではないか。
3.技術的にこれらのOSはセキュリティが甘くなる。
4.これらのスマフォなどの端末が米国や同盟各国で流通する可能性がある。
5.その結果、米国の国家安全保障が危険につながるかもしれない。

ということを、Googleの上級幹部陣らが米政権に訴えているらしいというニュースです。

avatar

質問者

よく分りました!

いまさら聞けないAOSPについて

avatar

質問者

ところで、AOSPってなんですか?

Saki

AOSPはAndroid Open Source Projectの略称です。
そもそもAndroidは、オープンソースとしてOSを開発してきました。
今でも公開されていて、いろいろな企業などが利用しています。

Saki

注意して欲しいのが、AOSPとGoogleが端末に製品に乗せているAndroidは違うところです。
Androidという製品化に伴い、セキュリティの強化などさまざまなカスタマイズが施されています。
当然、Googleがファーウェイに供給していたOSも製品版のAndroidです。

問題はファーウェイは何年もなから独自モバイルOSを開発

今回のAndroidの供給停止で困るかと言えば、あまりそうでもないのです。

avatar

Saki

avatar

質問者

どういうことですか?

Saki

実はファーウェイは独自のモバイルOSを開発しています。
CNET Japanで指摘されているAndroid アプリケーションと互換性のある鴻蒙(HongMeng)OSですね。

実は、すでに開発は終了し正式発表していないだけで、今年の夏にもリリースする可能性もあると言われています。

そもそも、AOSPをベースにしたとしても、OSの開発は短期間でできるものではありません。
相当のデバッグやテストを行う必要もあり、数年はかかります。
つまり、今回の禁輸措置以前からの開発していたことになります。

この他にも、Ark OSの噂や Kirin OSはかなり現実味があります。

Google の上級幹部陣らの指摘は的外れ?!

今回の件で最終テストなどが早まったとしても「時すでに遅し」といった話なのです。

avatar

Saki

avatar

質問者

なるほど。
そう言われるそうですよね!

Saki

憶測ですが!
もし、今回の報道が真実だとしたら、Googleの売上低下を懸念した発言の可能性のほうが高くなります。

ただ、米国政府内では独自OSの存在自体も視野に入れていると思いますし、ARMの禁輸措置の方が遥かに思い措置なので、Google側の焦りが垣間みれたニュースだと思います。
今後、モバイル関連の最新技術系は、日本も含め米国外の国に対して圧力がかかると思われます。
すでに関連した多くの中国内の外資系工場が撤退していますが、さらに多くの工場が撤退する可能性もあります。

avatar

質問者

それほど米国の技術力は高く、影響力があるのですね。

Saki

投資分野に関しては日本より投資しやすく、オープンというか税制面などでも投資しやすい法整備がされています。
日本の場合、技術の開発は大学や企業の開発部門と決めつけていますから、個人の開発は非常に困難です。
またソフトウエアなどの無形物の開発で銀行の融資を受けること自体ハードルが高く、一部の銀行を除き中小企業はほぼ不可能です。近年はハードルも低くなりましたが、まだ高いですね。

Mobileカテゴリの最新記事